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9月, 2024の投稿を表示しています

【彼女は後宮で成り上がる~龍宮禁恋譚~】キャラ語り・その他

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商業連載作品『彼女は後宮で成り上がる~龍宮禁恋譚~』 キャラクター語り 、 最終回です。 今回は各サブキャラをざっくばらんに振り返ってみようと思います。 ※⚠ここだけは多少ネタバレあるかもしれません!⚠※ 名前がとびかうので、アプリか電子書籍を片手にご参照いただけると幸いです。 【ライバルの后妃候補たちについて】 主人公除く7名の令嬢たちは、なんやかんやそれぞれの立ち位置もしっくり設定できて気に入っております。もちろん想定していた役割を出し切れていない部分も多いにありますが、それすらも想定内です(笑)。 自分的には「二強の后妃候補」である翠怜(すいれい)と明瓊(みんけい)に思い入れがありますかね…。 ■翠怜(すいれい) 彼女に関しては、もうこういう感じのキャラは商業では描けないかなーと思います。 翠怜(すいれい)のイメージ四字熟語は、どちらも昔から好きな言葉です。 最終回、特にエピローグの彼女はその最たるものだと思っています。入れられて何よりでした。 ■明瓊(みんけい) 分かりやすい悪役令嬢みたいで面白いキャラでした。もっと暴れさせるべきでしたでしょうか?(笑) 彼女に春蕾(しゅんらい)へ言わせたいセリフがあったのですが、それはご想像にお任せします。 ちゃんと最終回のエピローグで、春蕾(しゅんらい)に対して格上の立場へ行なう最上の拱手(おじき)をするシーンを入れられたので満足しております。 ■佳梨(けいり) 別名「姉御令嬢」。そのまま良き姉貴分の立ち位置でした。 レギュラーキャラとして想定していたので、よく活躍してくれましたね。 ■靡杏(みあん) かわいそうな事に、彼女はこの作品において「不憫枠」でした。 そういう立ち位置として設定しておりました(笑)。 連載が長ければ、彼女は更に胃の痛い陰謀に巻き込まれる予定でした。 ■ 唯欒(ゆいらん) 別名「ギャル令嬢」。フリルやらメッシュやらあんまり見ない中華風ギャルデザインは楽しかったです。 明確に失態で脱落したので、最終回にもいなかったのがちょっと可哀想だな…と思いました。 豪商で世渡り上手な一族なので元気に生存はしています。 ■香稟(かりん) 気弱令嬢…と見せかけて、実は…というキャラでした。 実は佳梨(けいり)が大の苦手・そりが合わないという裏設定があります。 八卦的にも真逆の性質を持つ二人なので。 最終回のエピロー

【彼女は後宮で成り上がる~龍宮禁恋譚~】キャラ語り・瑞晃

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  商業連載作品『彼女は後宮で成り上がる~龍宮禁恋譚~』 キャラクター語り、 第二回です。 今回は相手役の 「瑞晃(ずいおう)」 です。 瑞晃(ずいおう)も、あまりデザインは最初から変わっておりません。 中身は豪放磊落で…とか打ち合わせていたはずですが、気付いたら秘匿主義の慎重な性格になっていました。 第二妃の皇太子だから仕方ない(?)。 さて。第一話の原稿を描くにあたり、殿下の「正装」はどうしようかなぁと悩みました。 世界観として皇家の象徴として分かりやすい意匠があると小道具・衣装の奥行きと説得力が出るのではと思ったんですね。 という訳で「龍」です。 「龍鱗」を皇帝一族直系の装飾にあしらわれる意匠として設定。 正装の後ろには「龍尾」と呼ばれる龍の尻尾を模した長い帯がある、というデザインにしました。 これは、皇帝が一番長いです。 皇后が二番めでそこそこ長く、気付いた方もいるかもですが第二皇子にもあり鱗も丸っこく長さも短めなんです。 たかが衣装ひとつでも色々気にして描きました。 なんか特別な名称でもつけようかと「袍」は服の事なので「龍袍」って考えたらそのまんま「ロンパオ」が出てきたのでナシになりました。。 あれ、キャラの話全然してないな…。 瑞晃(ずいおう)の描写というか動かし方も、こだわりがあって描きにくかったですね💦 完全に自分のせいなんですが…。 彼の内面としましては、皇太子という存在の重圧に独りで耐えて、全うしようとしている 光のひねくれ者です。 彼のイメージ四字熟語に当てはめた「金科玉条」は、まさに作者が持つ瑞晃(ずいおう)のイメージです。(面倒なので設定画像はGANMA!アプリ参照です) いい意味もあるのですが、個人的に「遵守するべきだと思った決まりを頑なに貫く」という若干頭が硬いイメージの方です(笑)。そういうキャラです。 本当は、彼には余裕がありません。 なので、最後の方で春蕾(しゅんらい)がその殻を破り、 やっと彼の本心が吐露されてよかったと思います。 個人的な感想としましては… 自分の作品に出てくる男キャラとしては珍しく品行方正なタイプでしたね。 人相悪い表情の方が描きやすい自分としましては、そういう意味でも描きにくかったです(笑)。 瑞晃(ずいおう)は常に悠然として綽綽な表情をしているので。 ただ序盤で、初代担当様から「殿下は何を考えているか分

【彼女は後宮で成り上がる~龍宮禁恋譚~】キャラ語り・春蕾

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 商業連載作品『彼女は後宮で成り上がる~龍宮禁恋譚~』 キャラクター語り です。やってみたかったので。 初回は主人公の 「春蕾(しゅんらい)」 です。 GANMA!アプリに掲載されているキャラクター設定に大体のことを書いております。 こちらですね。 ほぼメインキャラ全員作成しましたが、このブログではさすがに全員分やりません。 春蕾(しゅんらい)・瑞晃(ずいおう)・その他ざっくり、で計3回やるかな…?って感じです。 という訳で、「春蕾(しゅんらい)」語りです。 ほぼ最初にデザインしたそのまま、原型は変わっておりません。 ただ、中身はとても変わりました。最初は運動神経抜群で身軽な村娘でした。 いろんな設定を盛り込んだのち、ばっさばっさとカットしていった結果 作者の舵取りが上手くなくて普通の女の子になってしまい、最後まで苦慮しました。 その上で、運動神経は普通程度だけれども「舞踊は上手い」という要素は付与しておきました。 中華ヒロインは、武勇か舞踊のどちらかは優れているのというのはお約束だからです(笑)。 作中で髪型をコロコロ変えたい!衣装もたまには違うのを着せたい!と思っていたので、色々遊べて良かったです。 本当はもっと装飾(描き込み・トーン)凝ってあげたかったなぁ。 名前は東方候補なので、「春」がつくのがいいな…と思ったので。 音としては、しゅんらん・しゅんれい・しゅんらい…と悩みましたが、 八卦では「東」=「震」=「雷」なので、雷の入った「蕾(らい)」を選び、 「春蕾(しゅんらい)」としました。 カウントダウン画像でした。 春蕾(しゅんらい)の元々の両親とのいきさつも、養父「じいさま」についても設定があるのですが、本編ではぼんやりと察していただける程度の出し方となりました。 私の中では、じいさまはあの親兵長と面識があります、とこっそり。 もっとこうしてあげたかったなー、とは思う所もありつつ、 それでも自分なりに描きたい展開はやれたし、冒険させてあげられたかなぁと満足しております。 物語のラストまでしっかり魅せられたので、初の商業連載主人公として誇りに思います。

【彼女は後宮で成り上がる~龍宮禁恋譚~】商業連載完結に寄せまして

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 という訳で、初のオリジナル商業連載 『彼女は後宮で成り上がる~龍宮禁恋譚~』 無事に完結いたしました。 お付き合いいただきました方々に御礼申し上げます…! 初代担当様、引き継いでくださった現担当様にはひたすら感謝です。 最終巻がリリースされて、少し経ったのでそろそろ振り返り雑記してもよい頃合いかなと。 未購読も方もいると思うのであまりネタバレはいたしませんが。 感想・めっちゃ楽しかったです!!! えっ?これだけ?? 割と、これに尽きます…。 初代担当様とすり合わせながらも、かなり自分なりに自分好みを貫いて描かせて頂いたので結構思い残すところないです…(笑)。 企画の骨組みとしましては、初代担当様の「バチェラーものはどうか?」という提案が発端でして。 1人の男性を多くの女性が取り合うというアレですね。 企画自体はいいのですが、考えました。 諸事情で舞台を西洋系にするのは避けたく、かといって現代日本にするのもセレブのリアリティーに乏しくて(笑)自分の技術では企画を通せるレベルにするのは多分難しいと。 なのでほぼすかさず聞いてみました。 「中華風にしていいですか…?」 「あっ、いいですよー」 これだけで、中華風になりました(笑)。 中華風なら後宮での恋愛模様が良かろうと思い、そうなりました(自分の中で)。 中華ファンタジーが好きなくせに、後宮についてはイマイチの解像度だったので少し調べました。ドラマとかも観ました。本も買いました。 主人公含むライバルの后妃候補たちについては、八卦になぞらえて8名にしました。 八卦好きなんです。振り分けた意味もちゃんとあります。 四神や五行になぞらえた作品は、既に結構あるんですよね…(笑)。 だから初代担当様の言外から「減らせないか?」を感じましたけど(汗)、8名で押し切らせていただきました。本当にすみません。 序盤で候補2~3名振り落す予定だったので8名欲しかったのです。 連載が始まってからはとにかくしっかりとこの作品を終わらせることを目標として、無我夢中で駆け抜けました。 最終回の幕引きとしては、よくある 「これからも后妃選別は続いていく…! 完。」でもいいかな… などとすこーしは、考えたりしましたが(笑)。 連載が始まる前から、 最後の展開まではぼんやりと構想していたので 、 やはりきちんとこの物語を読者の皆さまへ出し切って締めくく

【宣伝】電子書籍2巻(完結) 発売中

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 GAMMA!アプリにて連載していた当オリジナル作品 『彼女は後宮で成り上がる~龍宮禁恋譚~』 電子書籍 第2巻(完結)、発売中です。(7~19話まで収録)  ■公式より■  皇太子の王妃の座を狙って繰り広げられる華麗で謀略まみれの恋愛×中華ファンタジー!  中華風、後宮恋愛ミステリー?って感じです。 本人は女性向けのつもりで必死に描いておりました…果たして?  描き切りましたので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです!                      【GAMMA!】第1話はこちら   https://share.ganma.jp/magazines/ryugukinrentan 【Amazon】Kindle版 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0DB5JBXKC 【楽天ブックス】 https://books.rakuten.co.jp/rk/72b7005ba5863ad5a0d98d01271563b9/ その他、各配信サイト様でお求めいただけます。 ご興味及ばれましたらどうぞよろしくお願いします!

ちょっとした雑記

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久々に何か書こうと思います。 大した内容ではありません。近況報告みたいなものです。 画像は、なんにも無いのは寂しいかなと思って X(旧Twitter←この表記いい加減にしてほしい) などで使ってた商業連載のカットから使いまわしです。 なにもこんな不穏なカットをチョイスせんでもええやろとは思いましたが。 初めての商業連載を無事に終えて(それは別記事にて)、 ホッとしてのびのびとしていた初夏の手前、 流行り病疑いの体調不良になりまして。 検査はしていないのですが、なんせいつもの風邪とは様子が違いました。 扁桃腺炎っていうんですかね、ノドがめっちゃ痛くなって、 そのあと耳の下?首の左右がめっちゃ腫れていてですね。 水を飲むのも地獄でした。薬を飲みこむのもしにものぐるい。 熱が引いた後も咳き込みがしんどくて、なんか右下のあばら骨がめっちゃ傷みました。 いたくてロキソニンテープ貼ってましたわ。 寝相も気を遣わないといたくてひいひいしてました。 そして、なんとかセキ癖をなくすために咳止めに特化してそうな( してそうな、ってところがポイント )咳止め・風邪薬を服用しまくりました。 (※用法・用量は守っております) 個人的に、錠剤系よりカプセル系がとても効いた気がします。 コンタック系とエスタック系オススメです。 こんな体調不良は久々でした。味覚も嗅覚もちょっと鈍くなってました。 なんとかすべての体調不良が改善されるまで一ヶ月以上はかかったでしょうか…。 ちなみに、 努力の甲斐あって相方にはこの流行り病をうつしませんでした。 めっちゃ対策しました、はい。 現在は完治してピンピンしております! さすがに夏はおとなしく過ごしましたが。夏苦手だし。 かつての軽い肺炎よりは、はるかにマシでした。肺炎マジしんどかったので…。 でももちろんもう流行り病疑いに罹りたくないです。 健康第一で過ごしていきます。 皆さまもどうか、くれぐれも日々の健康にお気をつけてお越しくださいませ。 次回は、「初の商業連載を振り返る」です!