進化するデジタル作画(に追い付けてるか不明)

引き続き、サイトにアップした新作の短編について。
まんが公開ページはこちらからどうぞ→【見習い執事と孤独な淑女

まんがについてより、というよりも
デジタル作画の進化について、の方がピッタリなひとりごとになると思います。

今までのまんが作業はペン入れは紙、仕上げはデジタル、でした。
フルデジタルで原稿を作ったこともありますが、背景は至ってカンタンなものにとどめており…。

今までのSAIですと、平行線が引きづらくパースの効いた背景を作るのがとても大変で、それでもテキトーにフリーハンドだったりシフトキー押しながらの直線でなんとか描いてました。
絶対具現の19話なんかもそうなんですね。

さて、そんな感じなので、
デジタル作画にあたり、背景作業はとてもネックでした。

※ちなみにすでにある背景・小物素材を使うのは、時間をやりくりしなきゃいけなくなってから考えるべきことで、面倒で描く手間をケチり出すのとは違うと思うので、基本的に自分で全て描くのが前提です。ていうか試行錯誤しながら描くのが楽しいんです。

しかし、SAI2は管理人の杞憂を全て吹っ飛ばしてくれました。
進化していたのに気付きませんでした。これは神ツールです!!

カンタンに言ったら、
平行線やパースのついた線がめちゃくちゃ引きやすくなってました。
楕円や集中線もめちゃくちゃ描きやすくなってました。

各定規レイヤーを切り替えながら線を引いていくのが楽しくて楽しくて。
管理人は、ペンで線引いていくのが結構好きな作業なので、久しぶりにガリガリ背景描いてて楽しかったです。
(コマの枠線引きも好きだった。デジタルでは枠を作るだけになっちゃったけど…。
余談ですが相方はコマ割りの線を引くのがニガテだったハズ)

あと、液タブにしていてホントに良かったと思いました。
紙で描いてるみたいに作業できるので。板タブでモニター画面みながらだと、また勝手が違うと思います…。
それでも使いやすい機能なのは間違いないですが。




デジタルだけど、全部手描きでやっております。
(冒頭のお屋敷は一部コピペで左右反転ですが、ちゃんと見えないところまで作っております)



何が言いたいかといいますと、
多分クリスタとかまんが描くのに特化したツールの方が、色々と素材や機能も含めて使い勝手がいいんだと思います。

それでも、ゆきあ屋はずっとSAI2とPhotoshopでデジタル作画してると思います。
(相方は未だにPhotoshop6.0を現役で使ってます←CS5あるんですけどね…)
(ちなみに私は使いこなしてないCC。)
ありがとうございます!
一生使いますよSAI2!!

詳しい機能の説明が一切なくてすみません。
なんとなくでフワッと使っているのでまだ使いこなせてない部分もあり…。