まんがの感想【同人女の感情/ジャン神・1】

 11月も半ばです。何か書こうと思ってても、うっかり日々が過ぎていくんですよね。

さて、今回の記事は表題の通りです。

ツイッターでその界隈でバズった、……いや、その界隈の外にも普及した「おけパ」という概念と同人活動あるあるを具現化したまんが作品、

つい先日、書籍化したタイトルは「私のジャンルに神がいます」。

これは、作者ご本人のツイッターで無料で公開していた同人活動あるあるのどす黒い感情をオムニバス形式でつづったまんがなのです。

相方が教えてくれて、確か第2話あたりからリアルタイムで投稿を楽しみに追いかけました。

ちなみに同人活動、と一口にいっても一次創作・二次創作とありますがこの場合は「二次創作」です。
一次創作は完全にオリジナルの創作のことを指し、二次創作は「とある原作を前提とした創作」を指します。

まんがやアニメ、ゲームなどといった元になる作品媒体があり、その作品・キャラ・世界観に猛烈に惚れこんでしまった結果、自分で勝手に好きな登場キャラで好きな妄想話を描いちゃうことを二次創作といいます(身もふたもない説明)。

なぜ書く・描くのか?という疑問に対しては、描(書)かずには居られないから!と返しておきます。かくいう管理人も、二次創作に沼っていた身の上です。多分、ここを見てくれている方はぼんやり知っているとは思いますが。

たかが二次創作、勝手な妄想、そう片付けてしまうのならこの話はここで終わりですぜ。

さて、このまんがでは小説限定の「書き手」しか登場しません。しかし、二次創作をする上の楽しさと苦悩は大差ないので、「字書き」「絵描き」どちらの人でもぽつぽつ理解できると思います。二次創作したことがあるならば。

たかが二次創作の同人、しかしそこには創作側・ただ読むだけの人・本を作ってみようと思う人・創作に目覚める人と多様なドラマがあります。

そのたあいもない「感想」は「2」に続きます。